これまでの常識は正しい?

ゆとりある人生を送るための住宅ローン選びに最も重要なこと、
それは、目先の支払額の損得ではありません。

  1. 損得も大切ですが、それ以上に重要なのは、「リスク回避」の考え方です。

    それはなぜでしょうか?

    住宅資金計画において、何がリスクとして存在するかは個人個人によって異なりますが、ここでは一般的な家族像を想定した例をあげ、リスク回避の考え方をご紹介します。

もしかすると、
これまで常識だと思っていたことが、間違っているかも知れません。

  1. 想定する家族像
    1.サラリーマン世帯である
    2.子どもたちが一人以上いるご家族
    3.貯金額が200万円以下


頭金はなるべく多く積んだ方が良い?
いいえ。
確かに頭金を積めば、その分ローンの借入金額は減りますが、手元資金がない状態になってしまうのであれば、リスクは高くなります。人生において様々な想定外のアクシデントにも対応できるよう備えておかなければなりません。住宅ローンの「損得」以前に手元現金がある「リスク回避」の考え方を持つこともバランスとして大切です。
ただし、この場合にも、手元現金を残すために頭金を抑えるだけでなく、住宅ローンの支払いそのもので困ることがないよう、「住宅ローン」の選択もセットで正しく判断できなければなりません。
繰り上げ返済は、した方が良い?
いいえ。
これも頭金の例と同じく、日常的資金不足はリスクを招きます。
子供の教育資金や親の介護資金など、予定外の高額出費は待ってはくれません。ただし、これも「繰上げ返済」をしなくてもよい、正しい「住宅ローン」を選んで、の結論です。
住宅ローン返済期間は、短い方が良い?
いいえ。
長く組んだ住宅ローンは後からでも短くできますが、始めから短く組んだ住宅ローンは長期返済に切り換えることはそう容易ではありません。ボーナス返済無し、金利2%で2.000万円を借り入れた場合、月々支払額は借り入れ期間によって、22年で93.705円、35年で66,253円となります。年間329,424円もの差額が生まれ、その分が生活資金の余裕につながります。
ただし、金利上昇時に「変動金利」で住宅ローンを組んでは、このロジックどおりにはいきません。金利動向を見極めたうえでの判断となります。
今、支払っている家賃と同額ならば住宅ローン返済は大丈夫?
いいえ。
家賃は、その市場(エリア)の需要と供給のバランス等で決まるものですが、住宅ローンはそうではありません。
「1m」と「1万円」どちらが大きい数字ですか?
この質問に解答できないのと同じで、「家賃」と「住宅ローン」は比較の対象にはならないのです。もちろん最終判断においては、毎月安定的に返済してゆける金額として「家賃」を目安にすることはあるかもしれませんが、初めから「家賃」と同額の返済額で住宅ローンを検討するのは正しいとは言えません。まずは、ライフプラ ンにおいて「最適な」住宅ローンを選択し、ご自身がその住宅ローンを「借りられるか」「いくら借りられるか?」事前審査を受け、金融機関から「借りられる金額」をもとに「いくら借りる」「毎月いくら返済できる」を判断してゆくことがベストでしょう。

関連項目