2015年4月号

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのonisadaでございます。

 

消費税が8%に上がり、一年が経ちました。2017年4月には10%に引き上げる予定となっています。そこで、増税分の負担を軽減するべく、始まったのが「すまい給付金」制度です。

今回は「すまい給付金」の内容について見て参りましょう。

 

すまい給付金は、消費税率引上げによる住宅取得者の負担をかなりの程度緩和するために創設した制度です。住宅ローン減税は、支払っている所得税等から控除する仕組みであるため、収入が低いほどその効果が小さくなります。すまい給付金制度は、住宅ローン減税の拡充による負担軽減効果が十分に及ばない一定以下の収入層に対して、期間限定の増税緩和措置として、住宅ローン減税とあわせて消費税率引上げによる負担の軽減をはかるものです。このため、収入によって給付額が変わる仕組みとなっています。

 

◆対象となるのは年収が一定以下の人

では、収入が一定以下という他にどんな要件があるでしょうか? 「対象者の要件」と「住宅の要件」についてみていきましょう。

 

 

  • すまい給付金の対象者の主な要件

・住宅の所有者:不動産登記上の持分保有者

・住宅の居住者:住民票において、取得した住宅への居住が確認できる者

・収入が一定以下の者:[8%時]収入額の目安が510万円※以下

           [10%時]収入額の目安が775万円※以下

・(住宅ローンを利用しない場合のみ)年齢が50才以上で収入額の目安が650万円以下※

の者

※夫婦(妻は収入なし)及び中学生以下の子どもが2人のモデル世帯において住宅取得する場合の夫の収入額の目安です。

 

  • 給付対象となる住宅の主な要件

 

・引上げ後の消費税率が適用されること

・床面積が50m2以上であること

・第三者機関の検査を受けた住宅であること 等

※新築住宅/中古再販住宅、住宅ローン利用の有無で要件が異なりますのでご注意ください。

 

 

  • 給付額

0404

つまり、収入額が425万円以下の人が2500万円の住宅を購入した場合、消費税が5%から8%に上がった際の差額75万円のうち、30万円がバックされるということになります。

参考までに、すまい給付金のホームページには、「すまい給付金」をいくら貰えるかシミュレーションできるページ(http://sumai-kyufu.jp/simulation/index.html)もあるので、あらかじめ算出してみるのも良いでしょう。

 

◆「すまい給付金」申請の手順とは?

全部で8種類の申請書が用意されており、取得住宅の種類 (新築住宅

or中古住宅)、給付金受領方法 (申請者本人or事業者代理受領)、住宅

ローン利用の有無(利用有りor住宅ローンの利用なし/現金取得)に

分かれていますので該当するものを選んでください。

申請書内には大きく分けて5項目あり、申請者の情報や住宅の売主、

給付申請額に関する情報などを記入するかたちになります。住宅の契約書や

源泉徴収票、通帳などが手元にあれば、記入自体は短時間で完了するような

内容となっています。

詳しくは、是非、ご相談してみて下さいね。

株式会社ラフィーヌ財務総研 代表取締役 鬼定 佳世

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